明日できることは明日でいいのです!

カサンドラ症候群でも幸せになりたい

破滅の始まり

破滅といっても、一瞬の出来事ではなく

時間をかけて、

ダラダラとガラガラと崩れていった感じ。

「終わりの始まり」みたいな。

 

なので、ここから破滅が始まります。

 

 

破滅1日目


この日は久しぶりに出勤した。


少しだけ体調がよくなったから…と言いたいが、

その前の週は(第二次抵抗期のせいで)確かに体調が良かったこともあるし、

 

これ以上、連続で休むには諸々のハードルが・・・とか、

 

ちょっとうるさい先輩と交代してもらって半日シフトにしたので

このくらいはやらないと・・・


などなど、

いろんな気持ちで出勤した。

 

結果的に、これがトドメを刺してしまった。

 

まさに、非常ブレーキを手動で解除して、

大丈夫だろう、イケるだろう運転だった。

 

Aの半日業務を終え、F氏に呼び出された

 

まぁ、

結構な期間、休みが続いている人がいたら

事情をきくのは当然のことだと思う。

 

正直、どんな話の流れだったかは思い出せない。


覚えているのは

 

すべてどうでもいいやと号泣したこと。

 

何故こんなことになってしまったんだろう。

 

言われたことは

「そんなんじゃどこに行っても同じことだよ。

まわりとうまくやっていけないよ」


私の考え方や言葉遣いなどは

世間の一般常識とずれているらしいと感じた。

 

なんだかそれが、

「だからお前はダメだ。

生きているだけでムダだ」

と言われているように聞こえてしまった。

 

確実にうつ病だと自覚した。

 

ちなみに、F氏は

私がどんなシフトで働いているか、どんな扱いを受けているのか、

把握していなかった。

もう、この人の下では、無理だなと思った。


この日は、

旦那に職場まで車で迎えに来てもらった。


ほとんど無意識に

ロッカーの私物などをほとんど全部持ち帰った。

車の中でも、ずっと泣いていた。


なぜ、再発させてしまったんだろう?

 

あんなに気をつけていたのに。

 

この先どうしよう。

 

もう外で働ける自信ないや、

 

どうせ何をやってもダメなんだろうな・・・

 

会社に便利な人にはならないつもりだったけど

本人に悟られないように便利な人に育て上げて、こき使う

組織ってもはやマジシャンなの?

 

何故、私は1年半の壁を超えられないのだろうか?


1つの仕事が長続きしなくて、

1年間は過ごせるようになるのだが、1年ちょっとで挫折することが多い。


今回も1年半

 

前回(前の現場)は1年5ヶ月

 

その前の仕事(ブラック食堂)も1年5ヶ月


よくよく考えたら

 

高校に入った時も、

あらたな気持ちで頑張ろうって思っても、

このモチベーションは1年ちょっとで切れた。

 

さらに

中学に入った時も同じだった。

 

破滅2日目

K氏(現場にいないがF氏よりも上の立場の人)

と電話で話した。


F氏の話では、私は今日から休職することになっていたらしい。

自分で覚えていなかったのか、F氏が話を盛っていたのかは不明。


頭が働かなくて、言葉を選べずに

20分くらいも長々と昨日の愚痴を聞いてもらった。


休職するには、ネックなのが就業規則

私は、およそ2年半前~1年半前まで休職している。

休職できる期間は12ヶ月で、この時は満了する勢いだった。


そして同一傷病が再発するor類似事例と思われる状況では休職期間に通算します、と書いてあった。


要するに、

最初の休職と類似事例と判断されたら、ほとんど休職することができない。

(実際には2週間くらい残していたが)

 

しかし

私の場合復帰して1年以上経っているので

これは類似事例ではないし、リバウンド期間でもないとのこと。

診断書があれば12ヶ月は休めるとのこと。

 

今月の、すでに決まっているシフト調整は、

体調悪くて休む人にはやらせられないから

Fにやるように言っとくから

と言ってくれた。

(K氏、神だわ)

 


破滅3日目

こうなると頼みの綱は診断書だ。

神経内科で「片頭痛のため3週間休職」の診断書を書いてもらった。

 

だが、

私はもう、これは片頭痛ではないなと思っていた。

 

明らかに薬物乱用頭痛になっているし、

薬の副作用でモロモロ体調が悪くなっていると自覚したので

そのことは医者に伝えたが

片頭痛だと信じて疑わない医者は、そのうち予防薬が効いてくるだろう~

みたいなことしか言わなかった。

 

申し訳ないけど

診断書さえもらえればいいのです。


この日から、頭痛の薬はすべて飲むのをやめた。

 

本当に吐き気がひどくて、

外ではエチケット袋、家の中では洗面器を持ち歩くほどだった。

 

風呂に入るのも疲れて面倒になり、

普段だったら寝る前に入るところ、できなくて

頑張って昼間に入って、

それで疲れ切ってしまうこともあった。

 


破滅6日目

この日は私の誕生日でもあった。

体調は絶不調で、まだまだ下降し続けていた。


気持ち悪さで固形物が全然食べられず、

子どもたちの希望でくら寿司に行ったが、

1人で茶碗蒸し1個を食べるのが精いっぱいだった。


ろくに食べていないので、

歩くだけでふらふらするし、動悸息切れもする。


何か食べたり飲んだりが気持ち悪くて

消化のために胃腸が動いていることさえ痛いと感じた。

 

破滅7日目

ほとんど食べられない、水分さえとれない日が続き、

1週間で3kgも減ってしまった。


ぐったりして、消化器内科(そこは家から近い)で

さすがに点滴をしてもらった。


針刺すついでに採血もしたが、異常はないとのこと。

そこの先生にすら

精神科で相談するようにと言われた。

ちなみに、その先生にも「それは片頭痛じゃないと思う」と言われた。


お腹の痛みも、内科的な異常ではないので

抗不安薬が効く領域なんじゃないかな、と言われた。


もう、限界・・・。