明日できることは明日でいいのです!

カサンドラ症候群でも幸せになりたい

カサンドラと自覚するまで

2022年6月から休職して、1ヶ月以上破滅していたけど

夏の間にだいぶ回復して

9月から以前もお世話になった医療リワークプログラムに通うようになりました。

順調だったか?というと・・・・意外な事実が判明したかもです。

時系列でいきますね。


『多少』の揺り戻しがありつつも、9月中はまぁまぁ精力的に過ごせました。

しかし、10月に入った頃から

巨大すぎるドンヨリーヌザッパーンが来てしまいまして

10月下旬にはだんだんと体調が悪いというか、

いい時と悪い時の差が激しく、繰り返す頻度が多くなってきて

まさに乱高下って感じ。

そうはいっても

電車の人身事故が相次ぐ日なんて
私だけじゃないんだろうなぁって思ったり、

だんだん冬が近づいてきて、日が短くなって、
ウインターブルーっていうか。

そういう時もあるよね
って、とにかくその日を乗り切ろうとしてたけど


朝から疲れ切って外に出られない日があったり

心理系の勉強がひどくつまらなく感じたり

とにかく体調が悪かったり(頭痛や下痢や腹痛)

号泣したり・・・

11月に入ったら、またほとんど家から出られない状態になってしまった。

 


そうなった原因が1つ、はっきりとあってね、


実は、私の夫、アスペルガー症候群かもしれない・・・

 

 

これ、確か11月あたまに

今回リワークでお世話になっている心理士に初めて言われました。

 

 

works.litalico.jp


(詳しいことは上記リンクほか、専門家が監修しているサイト等をご参照ください。
ここではアスペルガー症候群という言い方に統一させていただきます)

 

もちろん未診断で、本人はまったく気づいてなくて、夫48歳。


ウソでしょう? って思うけど、

思い返してみると、すごくあてはまってる。


何よりも彼は4人兄弟の末っ子なので
子どもの時は・・・というよりも、私と結婚するまでは
自分で困る前に、大人の助けの手がたくさんあったんだろうなぁって思う。

だから困りごとらしい困りごとは、
「正当な理由っぽい理由を言い訳にして転職を繰り返すこと」と「お金の使い方」だったんだろうな
って納得。


わかりやすいエピソードは私の出産前後の話。

トンデモ1
陣痛中の妻に「もう疲れたから休憩さして」と言い放ったこと。

夫にしてみたら、疲れたのは事実でしょうね。

何時間も付き添うのは確かに大変ではないと言ったらウソになるかもだけど、
一番大変なのって誰?
あなたは付き添ってるだけで痛くもかゆくもないよね?
目の前の奥さんのがよっぽど休憩させて欲しいと思ってるんですけど?


そして出産して1ヶ月も経たないうちに、

トンデモ2
仕事が休みの日は子どもをお風呂に入れるのはやってくれたけど、
彼がやるのは「入れる」だけで
着替えのセット、服を脱がす(暴れる)、お風呂上がったあとおへその消毒、服を着せる、ミルクを作る→飲ませるなどの関連項目があるのに、それは知らんぷりで、私1人の時より大変さが増えてる。

それに対しての文句を言ったら
「はぁ~・・・やっぱり子供つくらないほうがよかったのかな」

これも、本音なのかもしれない。
子ども産んでから、誰でも1回くらいは思ったことがあるかもしれないね。

でも、
子どもの目の前で、産後0ヶ月の奥さんに対して、言うことじゃないよね?

じゃあ何かい?すでに生まれているこの子を殺せってことなの?

 

他にもトンデモエピソードは挙げたらキリがないくらいで

 

自分が体調悪ければ育児は免除になると思っているところとか、

 

都合が悪くなると黙り込むか逃げるか聞いてないふりをするか、究極には怒鳴り、
普通に会話をするという選択肢が存在しない。

 

外面は良い(ムカツク)

 

私が真剣な話(子育ての話)をしている時でも、常に手いたずらをしながら聞いている

転職を繰り返す


優先道路への謎のこだわり

 

ドコモへの謎のこだわり

 

喫煙への謎のこだわり(私は喘息であやうく殺されかけたこととか)


などなど。

 

なにかが音を立てて、すべて辻褄が合うような気がした。

 

私は、自分だけが原因でなったうつ病なわけではなくて、カサンドラ症候群だったんだ

だから、

どんなに自分が薬飲んだって、

自分でどんなに心理学(認知行動療法とか)を勉強したって

大モトの原因が変わらなければ、何も変わらないんだ・・・。

 

一方で、私はADHDのような気質があるっぽいということもわかっているので

学生の頃は「個性だね」で済んだ問題も、

大人になったら人間関係がうまくいかないという形で残り、

うつ病もきっと二次障害なんだろうな、って思った(こっちが先に思った)

不注意型だと思われます。女性に多いらしいね?


でも、そんな私も親になり

自分が不注意だとわかっていたから
自分のせいで子どもがいなくなったり、迷子になったり、事故死したり、人様に大きな迷惑をかけるなどの
悪いことが起こるのでは?という恐怖がつきまとっていました。


だから、

幼稚園バスの事故があった時も

震災も、

本当に心が痛かった。

そりゃあ病むわ。

その恐怖と付き合いながら、それでもほとんど1人で3人の子どもをなんとか育ててきたので

その結果、体も心もすぐに疲れてしまうという今が完成したわけよ。


ほとんど1人で、ってのは

夫はサービス業だったんで
土日祝日、正月GWお盆はワンオペだったってのもあるけど

夫は、私たち家族と一緒に過ごしたくないみたいねって感じた。
自分のペースを乱されるのが相当イヤみたいだよ。

 

転職して初めて、GWがカレンダー通りに休みになった時は、毎日文句ばっかり言って過ごしてたさ。

お盆もそうなるのがわかってたから、
就職に有利になるという寝言(後述)をほざいて
大型二種免許を取得する合宿にわざわざ出かけていきました。

お盆、高いのにな・・・

そして家族とは過ごしたくないくせに、自分のお姉さんとは過ごしたいから
終わってもまっすぐ家に帰らずにお姉さんの家に一泊してきたさ。

 

寝言を…ってのは、

最初に就職したのは、運転とはほとんど関係ない仕事だった。
それでもまぁそのうちやるようになるかも?

と思いつつも、1年半くらい後に全然違う会社の送迎をするようになったけど
(二種免許はなくてもできるもの)
3~4ヶ月であっさりイヤになってやめましたよ。

まぁ、性格からして二種免許には向いてないと思ってたけどね。

タクシーとか路線バスの運転手さんの苦悩を思うと
そんなお気楽なものじゃないよってホントに思う。

(かといって、私が向いてないよと言ってしまうと
まるでそこだけ切り取ったかのように、責任転嫁されるので、もうお好きにどうぞ…)

 

・・・で、自分の旦那がこういう宇宙人だと

そのパートナーのが病んでしまう現象が、カサンドラ症候群というわけ。

 

h-navi.jp

 

 

うわー・・・私のうつ歴12年の苦しみはこれだったのか

 

もう旦那と結婚してまもなく23年経つんだけど・・・


カサンドラって名前は知ってたけど、

 

まさか私が?

 

・・・え?じゃあ、私が病んでいたこの12年間、どうして誰も気づかなかったの?

 

気づくチャンス、いくらでもあったよね?


これが私がカサンドラ症候群を自覚した時のエピソードです。