明日できることは明日でいいのです!

カサンドラ症候群でも幸せになりたい

破滅へのカウントダウン

2022年の春はプライベートはひそかに怒涛だったのは前回触れた通り。

ストレスマグニチュードは高めと自覚していたので
自分では気をつけていたつもりだった。

そうは言っても、仕事は通常通りにこなしていたけど・・・

 

GW中はカレンダー通りに休みはあったので

少しはゆっくりできた・・・と言いたいが

天気も体調もよくなくて、近所の買い物以外はほとんど家に引きこもっていた。

 

頭痛がとにかくよく起こり、閃輝暗点からの頭痛が週1~2回の頻度で現れたし、

この頃は、早すぎる梅雨?みたいな感じに天気も悪くて

何をやるにも必死だった。


頭痛か下痢、もしくはその両方が毎日起きていたが

それでも5月の2週目までは休みなく出勤した。

 

 

破滅まであと3週間

神経内科片頭痛との診断を受けてから、仕事を休みがちになった。


幸い、Cの日は1人業務ではないので

代わりを探さずに「休みます」の一言だけで済むのが助かった。

Aの業務の日は、なんとか代わりを探すか、頑張って出勤した。

 

1週間以上連続で休まなければ診断書は不要と知っていたし、

もともとパートなので、出勤ではない日があるのも助かった。

 

さらに、

傷病手当の関係上、

まず最初に3日間の待機期間を完成させないといけないので

まずそこを考えてしまった。


お金のことを真っ先に考えないといけないのは、辛いけど大事なことだよね。

 

破滅まであと2週間

毎日を「なんとかやりとげた」

この言葉が合う日々だった。

普通の生活をしてるだけのはずなのに。

 

買い物行くくらいが「やりとげる」って表現は

冷静に考えるとおかしいけど。


この週は本来週4だったが

2日出勤して、2回欠勤して…だった。

 

お腹の調子はずっと悪くて、

失神まではしなかったが、迷走神経反射っぽいものも起きていた。

(そんな記憶はなかったが、記録に書いてあった)

 

そんな頃、「休み希望が多すぎる」と言われてモヤモヤした。

勤務のシフトは、月毎に決まる。

「休み希望は月3日までなんだよ?みんな家庭があるのに…」的なことを言われたけど

それがもともとしっかり決まっているルールなら、今まで1年以上働いてきたのに何故初耳?だし

「みんな」って言葉に、私は勤務がAとCの2箇所だから、正直、不満に思った。


Aのみだと前月10日までに休み希望を出して、

15日くらいにはシフトが決まる。


なので、

日の指定はないが、来月の適当な時期にこの予定を入れよう~

ってことは、決まった後に組むことができるほどの余裕がある。

 

しかし、

私はCのシフトが出るのが毎月25日とか、それより遅い時もあって

しかも決まる頃には、

やっぱりこの日は出られませんとは、もう言えない状態になっている。

 

だったら、

最初から少しでも休みが欲しい可能性がある日は希望を出すようにしとくしかなくない?

と思うようになった。


私だって、一応3児の母なんだけど?

しかもまだまだ現役学生たちだよ?(先輩方は子どもはいても、ほぼ社会人の皆様)

私の扱いひどくない?


せめて自分は大切にしてあげよう

自分で守ってあげよう

だから、この件で、自分意見を言い返すことはしなかったけど、


というか、言われたその場では

『なぜ?どうして?今、悲しい気持ちになるのはなんで?』

と思うだけで、具体的に何がどうとは自分でわらかず、

なんとかそ泣かずにその場を済ませて

あとから頭を整理してみると、『こうだったのか』と納得する

っていう状態だった。


言われて傷ついたことは、自分で自分を慰めてあげた。

この辺は

破滅前の最後の悪あがきだったと思う。

 

あとになって冷静に考えたら、「私はシフトが2箇所なので」という説明をすれば良かったと思う。

冷静さを失っていたのと、

「それぐらいわかるでしょ?」

という気持ちもあったんだと思う。

 


破滅まであと10日

眠り方が思い出せなくなった。

夜に布団に入っても、そのまま何時間も経ってしまう。

1日が終わるのがイヤで、明日が来るのもイヤだ。

 

どうしてこうなったのか、勝手に涙が出た

横になっていると頭痛がマシになり

起き上がったり歩いたりするとひどく頭痛がする。

だから頓服を飲む。

結局、毎日飲む。

そんな生活を続けたら、胃が痛くてどうしようもなくなった。

去年胃カメラをした消化器内科(近所)にもかかった。

年齢的に胆石では?と疑われたが、エコーで異常はなかった。

胃カメラは10月にやったばっかりなので、

ストレスが原因でしょう定期。

 

具体的に

何が、ひっかかっているのか?を考えてみた。


出てくるのはCの仕事に対する不満なのだが、それをもっと具体的に表すと?


仕事の分母がわからないし、目的もわからなくなっていたと思った。


つまり仕事の全体量がわからないし、私はなぜ、Cの業務をやっているのか?

 

例えて言うなら山の中で

いくら地図を持っていても現在地がわからない迷子と同じだし、

そもそも私はどこを目指していたんでしたっけ?

って状態。

 

Cには、4月になって2人入ってきた。

じゃあ、私って必要?

私が要る目的は?


F氏は、C全体での残業時間でしか見ていない。

Cのメンバーの残業時間が減ってない、

だから人員がもっと必要なんだわと、人員を増やすだけ。


そうすると、席がなくなり

屋根裏部屋みたいなところで作業をすることになった。

そこはパソコンしかないので、コピー機やハンコなど必要なたびに降りてきて

事務職なのに、仕事中に5000歩も歩かされてヘトヘトになったこともあった。

 

なのに、

Cで働くお局様たちは

そんな風に働らかされている私への労いは全くなく、

残業を減らす努力もしていないように見えた。


残業に限らず、起きている問題を解決するためには

現状を深堀して、分析して、何ができるか、何をやめるか

って考える必要があると思うんだけど、

やってないよね?

私はお手伝いの人なので、そういうことは言えないけど。

 

なんかもう手伝いたくねーな・・・

モチベーション? なにそれ? おいしいの?

・・・じゃあ今の仕事やめる?

やめてどうする?

同じことの繰り返しじゃない?

逃げるみたいでヤダ。

そんなことは自分が一番よくわかってる。

 

 

リワークで習ったことを思い出して

「この人」をどうにかできないならば、

自分でコントロールできないからジタバタしなくていい。


お金のために割り切る、


かわいそうな人だなと思うことにする、


「階段の上り下り疲れました」それは事実なので言ってもよいと思う。

誰のせいとも言ってないし、この仕事がイヤだとも言ってない。


ちょうといい無責任感を持つこと

健康を保てる限度

何事も0か100ではないよ。

最重要はAを無人にしないこと。

私じゃなくても、誰でもいいし、Cより優先して当然のこと。

 

こんなことを思っていた。

間違いではないけど、だいぶ状況が悪い時には、そういうのを根性論と言うのでは・・・?

 

 

破滅まであと7日

Aで働くほかのメンバー4人のうち最年長姉さんが

私の欠勤が続いていることを一緒に考えてくれた。

といっても基本的にLINEでのやりとり。

 

私と同じように、

Cは後回しで良い、Aを無人にしないことが重要と考えてくれていた。

 

なので、

他のメンバーに協力を求めようとした。


しかし他の先輩に

「休みが長期化する理由が理解できません」

と言われて、ひどく傷ついた。


テメーに何がわかるんだよ、偉そうに、独裁者か?

テメーの病院じゃあねえだろ?

お前も雇われてる身だろ?


…と思ったけど

もちろん言えるわけもなく。


どうして理解してくれないんだろう と涙が出た。

けど、

相手を変えることはできない、

変えようとしてもエネルギーの無駄、


本心には思ってもいない

へりくだった定型文を送ってお詫びしておいた。

 

あとから考えると

この頃の私はまわりに全く気配りができていなかったと思う。


でも、その当時は、

とにかくこれ以上、自分が壊れないように、

大きく破滅しないように、

とばかり考えていた。

 

そうなった時点で、すべての行動にストップをかけることが

できていれば

また違っていたのかもしれない。


この週では、体の調子は一旦上昇傾向にあった。

ちょっと遠くへの買い物に行けたり、

パソコン用メガネを作りに行ったり(これは店員さんと会話をしたりしないといけないので、ハードルの高い行為だと思う)

電車に難なく乗ることもできた。

人と会うことも苦ではなかった。

 

だから、少しのお休みをもらったことで

大きく崩れることはなく、

持ち直したんだろう、

とこの時は思った。

 

 

しかし、これが

うつの波の第二次抵抗期だったんだろうな。


第二次抵抗期とは、

最初にストレスにおそわれてから、少し経つと

ストレスに抵抗を示す時期となり心身の不調が一時的に軽くなる時期のこと。

 

この時期を、治ったんだ!と騙されてしまうので、

第三次疲弊期に突入してしまうプロセスが一般的なうつ病の流れ


と、リワークで習ったのに・・・、

知ってたのに・・・・、

 

ホントに天才詐欺師かなにかですか?ってくらい、

見事に騙されていました。