明日できることは明日でいいのです!

カサンドラ症候群でも幸せになりたい

うつになった原因

「うつ」になった・・・と言うよりも、


自分の中のドンヨリーヌさんが最前線に出てきてしまって、

自分で自分をコントロールできず

「ドンヨリーヌに支配される」状態になってしまう


それを「うつになった」と言っていますが、


自分では

環境に原因があると思っていました。

 

まぁ、うつ発症の時点で

3回出産と、6回の引っ越し、

子どもだって産んで終わりではなく、子育てのドタバタももれなく3人分、

そりゃあストレスマグニチュードは半端ないよね。

 

でもね、

それ以上に自分に原因があると気付きました。

 

うつエピソードの中で詳しく話していますが、

私が大きく調子を崩した時期は2回ありました。

 

2011年夏頃(働いていなくて育児に忙しかった頃)と、

2019年末(正社員で働いていた頃)です。


今日は、その中で自分で気づいた原因を3つ挙げたいと思います。

 

原因分析1・理想が高いこと

理想が高いのは悪いことじゃないと思います。

でも、それに向かって努力することは素晴らしいことと思い込んで、自分で自分の首を絞めていたのも自分でした。

 

理想が高いのは良いことだけど、「理想」と「目標」は別のものであるという自覚が足りなかったと思いました。

 

わかりやすく、具体例を出すとすれば・・・

年間100万円貯金する!みたいな目標(と本人は思っているもの)を掲げたとします。

 

年100万貯金するには、12ヶ月で割ったら単純に月8.3万円貯金しないと到達しませんよね。

しかし、毎月5万円しぼり出すのが精いっぱいで、なんならマイナスになってしまう月もある・・・としたら

絶対に年間100万円は達成できませんよね?(ボーナスは期待できないものとして)

 

それなのに、

年間100万に達成しないとダメ、できなかったら自分はダメ人間

みたいに思い込んで、年末近くになったら食べるものを削って、暖房代も削って・・・

 

何のために・・・?

 

この場合、「年間100万円貯金」は、実は「理想」で

現実的な目標は「月5万円の貯金を継続する」ことだと思われます。

その5万円が苦しいなら、まずは月3万円を継続できるようにしてみる、とか。

 

もちろん「理想」が現実になれたらいいなぁ、という気持ちは持ちつつも、

それを目指すにはハードル高すぎではないだろうか?

疑ってみて、

まずは、もう少し小さな段階での「目標」を達成できるように考えてみよう

 

こんなカンジに。

 

目標(と本人は思っているもの)に向かって、努力することは良いことですが、

あまりにそれに囚われてしまって、

達成できないから自分はダメな人間だ、とか

 

結果的に健康を害するようでは

それは目標とは言えません。

 

その「目標と本人は思っているもの」が、適切なのかどうかも検討する必要がありますよね。

 

この例で言えば、

そもそも何で1年で100万貯金したいの?何故?どうして?どうしても100万じゃないとダメなの?

って疑うところから

 

理想を目指すけれども、達成できなくても自分を責めずに、

達成できることを積み重ねていくことで、いずれ理想に近づくだろう

 

と、今となっては思います。

 

 

原因分析2・やることのデメリット

何かを選択するときに、人間は

「やるメリット」

「やらないメリット」

「やらないデメリット」

を検討する人が多いと思われます。

 

これもまた、日常的な具体例を挙げると

新しい便利グッズを買うかどうかで迷っていたとして・・・

 

それを買うメリットは、生活が便利になるだの時短になるだの、きっといくらでも理由は思いつく。

買わないメリットはお金が無駄にならずに済む、

買わないデメリットは生活が便利にならずに、時間が無駄になる、

 

と考えて、

 

買わないメリット=費用を「ここから捻出しよう」など解決策や妥協策が模索できたら

よし買おう!となると思われます。

 

しかし、ここで「買うデメリット」については出てきていませんよね?

買うデメリットももちろんあります。

 

生活が便利になるはずの便利グッズを買ったはずが

実は大きくて邪魔だったとか、

電気代がめちゃくちゃかかるものだったとか、

後から「こんなはずじゃなかった」現象 ありますよね?

 

なので、

私のしくじりは、2019年夏の部署異動の話があった時

その話を受けるデメリットをもっとよく考えてから受ければ良かったなと思いました。

 

受けるメリットは、新しいことができる、責任感のある仕事をやれる充実感、達成感、挑戦的などなど。

 

受けないメリットは、安定した仕事ができること、よく知った仕事ができること、人間関係も良かったこと、

 

受けないデメリットは、このまま成長しないのでは?偉くもなれない、じゃあ給料も上がらない?

 

なんだかそう考えてしまうと、

この話は受けたほうがいいじゃん!ってなってしまいますよね。

新しいこと=良いことと、信じ込んでしまうのです。これ危険!

 

しかし、受けるデメリットも、もちろんあって

仕事内容が違うものになってしまうので、私に合わないのでは?

それに一緒に働く人も(知ってる人だけど)違うメンバーになってしまうので、人間関係でうまくいかないこともあるのでは?

 

新しいことでも、前より悪くなってしまうこともあり得ます。

 

結果的に、異動を受けることになったとしても、

はじめから、この話を受けるデメリットを考えて、こんな風になるかもしれない

と予想しておけば、

また違った結果になったのではないか?と思いました。

 

原因分析3・自分に厳しく、相手に親切

これは一見、ストイックさを持ち、相手には親切丁寧に接する、いい人のように見えます。

 

・・・が、

自分の力加減をわかっていなくて

子育てや転勤で、無茶が当たり前になっていたので、全力=300%くらいが普通になっていました。

 

つらい時に、まず自分で「ああ今の状況、つらいね」と自覚できなかったし、

できたとしても、ヘルプを出すことができませんでした。

いつ誰に言えばいいのかわからなかったり、言ってもいいものなのかわからなかったです。

 

だって、

「子育てが大変」と言ってしまったら、

 

「じゃあ産まなきゃ良かったんじゃないの?」

ってなってしまったりしないか?

なんでそこまで極端?って冷静に思いつつも、視野狭窄に陥ってるとありがちですよね。

 

特に旦那が転職してからは、常に「稼がなきゃ」って思っているから

自分の本音は出せずに、自分のことを考えたり労ったりする余裕もなく、自分の気持ちに蓋をしていました。

 

愚痴ってもよい、

解決を求めていなくても、外に出すことで気持ちがラクになることもあります。

 

人に相談といっても、

その相手は解決してくれないしな~・・・と思って、相談もせずにいた。

 

実際のところ、

人に相談している間に要点が整理できて、解決するのは自分ひとりでできた

なんてこともあるしね。(そういうことがほとんどじゃないかな)

 

マイナスな感情を出してはいけない、とも思っていました。

 

まぁ常にマイナスオーラ出してくるのは迷惑な人ですけど、

一切出さずになんて無理です。

 

人間なんだから、泣いてもいいし、愚痴ってもいい、我慢しなくてもいい、

 

これらまとめると、

 

自分のことを許してあげていいんじゃないかな?

って思えてくる。

 

ことあるごとに、

自分はよく頑張った、と褒めてあげる、労ってあげる、甘やかしてあげる

そういうところが、自分には足りなかったと思いました。

 

なので、

これはストレスサインかな?と思うものが出てくることも、よくありますが、

 

そういう時は、まず自分に優しくする、自分を甘やかすくらいがちょうどよい

と思っています。

 

さすがに

突然仕事を休むには、代わりを探してなんやのかんやの~って大変なので、

そんな時は、家事をお休みして、お金で解決するのが手っ取り早いです。

 

というわけで自分なりの原因分析でした。

他にも挙げたらまだまだあるのですが、今日は大きなポイントを3つまでにします。