明日できることは明日でいいのです!

カサンドラ症候群でも幸せになりたい

再発防止の対策~マインド編~

うつ病で1年間休職して、復職する時に「休職を繰り返さないための今後の対策」として
アクション(行動)編に続いて、本日はマインド(気持ち)編です。

このおかげで1年半、働くことができました。

主婦であり母であり、社会人でもあり続けるための工夫・・・、となっているつもりです。

 

気持ちの中での変化って、見た目は一切変わってないのに

大きな変化だと思います。

今回もポイントを3つに絞ってみました。

 

1、経済的な損得を第一位にしない

私にとっては、「主婦=節約できて当たり前」でした。

結局それが自分を苦しめてきた一因であると思いました。

 

節約ができることが取り柄だと思っていて、

学歴なし社会人経験なしだから、それしか自分に取り柄がないと思い込んでいて、

じゃあこれを極めないとと勝手に思って考え方を狭めていました(これを認知の歪みと言います)

 

確かにお金は大切なものですし、

無駄な出費を控えることも大切なことです。

 

しかし、最優先事項ではありません。

健康を害してまで優先することでもないです。

 

お金のかかることはできないと思い込んでいたけど

 

お金は借りられても、人生は借りられません。

 

お金を使うことに罪悪感を感じなくていいの。

 

例えば、今までの私は、何か買う時とかに

「一番安いものじゃないと、いけない」

と思い込んでいたんだけど、

 

それだと選ぶ楽しみもなければ、違うことも体験できなかったりするよね。

 

なので、

高い安いはそれほど気にしなくていい。

だって、庶民が買い物するような店では

間違って桁が違うものを買ってしまった、なんてあり得ないですからね(笑)

 

とはいえ、

どちらも同じくらい欲しいものだ、どちらのメリットもいいなぁって思った時は

じゃあ安いほうで、と

決めるのも1つの手だと思います。

 

2、自分を大切に

これが一番肝心で、一番難しいことだと思います。

確かに以前の私は自分ファーストではありませんでした。


まぁ子育て中のお母さんってだいたいそうですよね(笑)


子どもが小さい頃は子ども優先で、

ようやく少し手が離れたから仕事をして・・・って、よくある専業主婦の未来パターンなんだけど、

 

あれ?そうすると私は一体いつ、自分を最優先にするの?ってなるよね。


実は私って、

自分で自分が可愛いと思っているタイプなのです。

そんな人でも「うつ」になるの?ってカンジなんだけど・・・

 

自分がいい人でありたい

いい人と思われたい

 

それがエスカレートすると

そうでなければならない

悪いことをしてはいけない

いつも笑顔でいなきゃいけない

 

「ねば」「べき」

ってなっていくのです。

 

何事にも一生懸命に取り組むのはいいことで、

理想が高いのも良いことだと思います。

 

でも何事も「すぎる」のは良くなくて

一生懸命になりすぎ、理想が高すぎて自滅してしまうのが、私のパターンでもあります。

 

そこで「だから病むんだ」

と言ってしまうと、自分を否定したくなってしまい、どんどん沼にハマっていきます。

 

一生懸命、悪いことをしているのではないので、何が悪い!?ともはや開き直って、

 

そんなに頑張らなくていいんだよ。


自分に優しく、もっとルーズでいい、自己主張をする権利が私にはあるのです。

 

頑張り屋なのは、悪いことじゃないけど、

頑張った時こそ、自分に優しい言葉をかけてあげよう。

 

 

3、充実感を勘違いしないように

これは2とも共通する部分があるんだけど、

私は自分のこれまでを振り返ってきて「充実感」という言葉がたくさん出てきました。

特に出産なんて、充実感の代名詞ですよね。

 

忙しい状況、危機的状況を乗り切れた!

わぁ私ってすごい!

やりがいあったわ~

 

この状況は、とても気分が良いですよね。

 

けど、

 

じゃあ、充実感を味わいたいから、

自分からどんどん忙しい状況を作っていってしまうのは

勘違いヤローのやることです。

 

で、あの時、できたんだから、今もできるはず

なんて思ったら、どんどん自分の首をしめてしまいますよね。

 

充実感とは、忙しさで感じられるものではないです。

 

小さなことでも意識すれば感じられるものであり

毎日当たり前のようにやっていることでも、感じられるものです。

 

朝、決まった時間に起きられた。よくやった!

 

ゴミ収集日にきちんと分別して捨てることができた、よくやった!

 

今日も仕事に出勤することができた、よくやった!

 

無事に一日を終えることができた、もうそれだけでえらいよ、当たり前じゃないよ。

 

そんな風に自分に優しい言葉をかけてあげたいですよね。

 

 

以上の3つが、

私が1回目の休職→復帰後に心がけた点でした。

 

これも、まぁ万能ではなくて、再発したんですけど・・・

参考程度になればと思って書いておきます。

再発防止の対策~アクション編~

うつ病で1年間休職して、復職する時に「休職を繰り返さないための今後の対策」として
アクション(行動)面においても工夫を3つ決めました。

このおかげで1年半、働くことができました。


主婦であり母であり、社会人でもあり続けるための工夫・・・、となっているつもりです。

 

1、意識してONとOFFの切り替え

働く人で、主婦で、母でもある人にとっては、

朝、起きた瞬間から家事育児モードがスイッチONにならざるを得ない人もいらっしゃるのでは?

 

その状況はとってもよくわかるけど、

朝5分10分でいいので、OFFからスタートする日々を心掛けようと決めました。

 

私にとって具体的には、

布団の上で軽くストレッチをしたり、脚のマッサージをしたりします。

血液の流れをよくするイメージで。

そして仕事がある日の朝は、洗濯はしないと決めています。

休みの日にやるか、夜のうちに乾燥機で済ませるか、なので

まずは洗濯という大きなイベントからは解放。

 

通勤時間は家からだとトータル1時間くらいかかってしまったので、

仕事モードONには、意識しなくてもなるのですが、

まぁ、通勤途中に仕事のことを考えなくても済むように、

前の日のうちにやることを書き出しておいたり、次の日の自分がラクになる工夫をすると良いと思います。

 

問題は仕事が終わったら、です。


以前の私は、仕事モードOFF=家事育児モードONでした。


仕事終わった瞬間から

「今日の夕飯何にしようかしら」

「急いで帰って洗濯物とりこなきゃ」

「あ、○○を切らしていたから帰りに買って帰らなきゃ」

こんなカンジに・・・

そりゃ駅の階段から落ちますわなぁ(オイ)

 

両方がOFFになる時を意識して作るようにしました。

毎日毎日ではいろんな意味で大変なので、できる時にできることを、ではありますが

主婦の自分としてではなく、1人の人間である自分のための買い物をする、とか

(毎回買うのはお金が大変なので、いろんな品を見ることでもいいと思います)

 

電車も、何故か一刻も早い着く電車に乗らなきゃいけない、

階段は小走りしないといけない、

どこそこ駅で快速急行が~、とか考えてしまうんだけど

・・・そんなに早く帰らなくてもいいのでは?

 

せいぜい10分後には次の電車が来るので、急がなくても別にいいんじゃない?

って思うようになりました。

(1本逃すと1時間後、という場合は話は別ですけど)


家に帰ると、夕飯は

仕事のある日のは作ってあるか、簡単に調理できるものか、作らなくて良いかのいずれかなので

さっさと夕飯を済ませて「19時30分の作業」をします。


これは何かと言いますと、もともと長男が高校に入ってお弁当作りが始まったとき

翌朝のお弁当用に炊飯器のタイマーをセットしましょう、というために

19:30にアラームをかけるようになったのが、始まりです。

 

アラームを鳴らして、

これが鳴ったら、19:30の作業=閉店作業をして

お母さんの営業時間は終わりですよ、というアピールでもあるのです。


19:30の作業は、忘れないようにリストアップしてあり、

・夕食後の薬を飲む

・天気予報を(スマホで)見る

・洗濯機を回すかタイマーをセットする

・お弁当用の炊飯器をセットする

・明日の服を決める

・風呂を沸かす

・食洗機を回す

・マキタを充電する

・翌朝捨てるゴミをまとめる

 

これらを終えたら、家事育児モードもOFFにして時間外の対応はしません。

 

ポイントはいくつかあり、

 

明日の服を決めておくのは、朝がラクになるためです。

これだけで不思議と思うかもしれませんが、1つでも朝に悩んだりすることも減らせるのは良いことですね。

そのために先に天気予報を見ておいて、明日は晴れか雨か、気温は今日と比べて暑いのか寒いのか、

それに気温が前の日と比べて急激に変わる日は、ドンヨリーヌが出現しやすいので注意することもできます。

 

洗濯機も、次の日が休みで晴れなら、朝に仕上がるようにタイマーですが、

休みでも雨なら、1日だけ雨なら1日スキップで、ずっと雨なら乾燥機&除湿機コースで、などとここで判断しています。

連勤の時は、タイツやブラウスなど、仕事に必要なものだけは足りなくならないように注意。

あ、子どもなら体操着とか制服のシャツとかね。

 

天気予報もゴミ収集も、19:30に通知がくるように設定しておけば一石何鳥にもなります。

 

薬も、抗うつ薬セルトラリン)は夕食後服用なのですが、飲む時間を決めてしまうと飲み忘れがないかなと思います。

飲み忘れというより、あれ?今、飲んだっけ?ってなっちゃう時あるんですよね。

その対策には、錠剤のシート部に日付書いてます。

同じ時間に飲めば、血中濃度も一定になっていいかなとも思う。

 

そして風呂に入ったら、もう主婦として、母としては何もしない。

 

寝る前にスマホはよくないと言われてるけど、見ます・・・。

でも頭を使うことはしないようにしています。

 

例えばスマホゲームも、寝る前には冴えてしまったり、うまくいかないと悔しいって思ったりして

感情を波立たせてしまうと眠れなくなってしまうので(たかがスマホゲームですけど)

 

一方的に動画を見るだけにしています。

インスタも寝る前にはあまり見ない、だって飯テロだったりするし(笑)

 

部屋の電気をおやすみタイマーにして、30分で消えるようにしておいて

これが消える頃にはスマホも閉じて寝るように。

 

 

2、家事の分散について

家事についてもかなり研究しましたよ。

 

自分でやる・やらないをわかりやすく整理

 

家族に任せる

 

機械に任せる

 

まずは週1日、夫に夕飯づくりを担当してもらうようにしました。

考える、選ぶ、作る、何なら材料を買ってくる、片付け、すべてを丸投げする日です。

 

夕飯づくりで何が大変って、

作ることよりも考えることのほうがよっぽど大変だと思うので、

この日はすべてから解放されるといっても過言ではない日。

 

重要な2割を押さえておけば全体の8割の仕事をやったのと同じパレートの法則!ってことで。

 

ラクをするために工夫、というと、なんだか手抜きをしているみたいに思えてしまうけど

このラクをする=健康を保つ と考えると

無駄でも手抜きでもないわ、大事なことなんだよって思えます。

 

健康を保つための手段に投資するのは無駄ではありません。

 

冷凍食品やお惣菜なんかを買うのも、

いちいち罪悪感を抱いていたり、主婦失格なんて自分で思ったり、お金がもったいないと思ったりしていました。

 

けど、ある日気が付きました。

 

お店で売ってるものを買って、何が悪いの?

 

そう言うと、もはや何も言い返せません(笑)

 

もし、仮に美味しくなかったからお金無駄になったわ、と思っても、

それは味見代です。

勉強料とも言いますが、ただで味見させてくれるほど世の中は甘くないのです。

 

なので初めてのモノなんかは大人買いはしないで1回分だけとか、少量を買ってお試しするのが無駄にならなくていいと思います。

 

よくタイマーを活用したり、便利家電も言われてみればかなりあります。

 

家の中に段差が多いので、ロボット掃除機はないけど

ドラム式洗濯機と食洗機、圧力鍋はありますね。

これらは、壊れるなどしても、確実にまた買うと思います。

 

 

3、業務量の調整

仕事とプライベートの両立が大変だったら、調整できるのは仕事のほう。

 

だって、すでに生まれている子どもに、やっぱ生まれないでと言っても無理な話だし、

今からお母さん辞めますとも言えないし、

じゃあ主婦を辞めて家政婦さん雇いますといっても、すぐには現実的ではないですよね。

 

他にも介護をしている人や、すでにPTAを引き受けているなどなど

途中で辞められないことをしている人もいるでしょうし、

 

そもそも仕事のためにプライベートを犠牲にするというのも違う気が・・・

 

仕事をセーブするのを

キャリアを失うとか、給料下がるとか、受け入れ難い人もいると思いますが

何のために働くのか?って考えたら、本末転倒だと思いました。

 

(実際、休職途中で傷病手当が満了になってしまったのでそこからは全くの無給でしたが、社会保険料だけ振り込んでいました)

 

そこで、

私はうつ休職から復帰するときに、フルタイムからパートになりました。

 

自分の年齢や子どもの年齢をよく考えてみて、子育てが大変な時期はあとどのくらい続くのか?と想像。

 

当時末っ子が小学5年生だったので、

あと10年したら子育てはほぼ終わりが見てる状態、

 

あと3年後だったらまだ大・高・中と、親の出番はありそうだ、

 

あと5年経ったら上の2人は成人して、末っ子も高校生になってるはず。

 

そんな風に考えてみて、

あと3年後ではほぼ確実に、5年後では未体験なのでなんとも言えないけど

それぐらいは今のような状態が続くと思われるので、

少なくともそれまでは週4パートなどでしのいで、

仕事を辞めてしまうとブランクが生じて再就職も厳しくなるし、自分の年齢が上がるとますます大変になるので、職歴は繋いで、

10年後にはまだ50代前半。

その時、パートからフルタイムになって仕事に没頭したってよい。

 

50歳の時に、それまでずっと専業主婦でした、という人は厳しいと思うけど、

それまでパートで働いてきた人なら、主婦としての経験値も加わって、なかなかの人材だと思われます。

 

何のために働くのか?

 

そりゃお金が欲しいからなんだけど、

 

それ以外にも、

社会から必要とされていると感じたいし、

働くことにはお給料というわかりやすいご褒美があるから、

 

・・・と考えると、

 

この仕事じゃなきゃダメとか、

正社員じゃなくちゃダメとか、

そんなことないなって思えました。

 

つまり、あの当時の仕事を、フルタイムでやらなきゃいけない理由は

どこにもなかったんですね。

 

まぁあまりそう思うと、

じゃあ私は一体何のために、あんなに苦労をしてまで働いたんだろう?

って

悩んでしまうので、

そこはほどほどに。

 

悩んでも過去はやり直せないので、

同じことを繰り返さないための工夫をしようね、

 

ってことです。

 

本日は再発防止の対策・行動編でした。

 

・・・先に言ってしまうと、再発しましたが(笑)

それでも多少は参考にはなるかなとは思うので、書いておきますね・・・

 

次回は再発防止の対策・マインド(気持ち)編です。

うつになった原因

「うつ」になった・・・と言うよりも、


自分の中のドンヨリーヌさんが最前線に出てきてしまって、

自分で自分をコントロールできず

「ドンヨリーヌに支配される」状態になってしまう


それを「うつになった」と言っていますが、


自分では

環境に原因があると思っていました。

 

まぁ、うつ発症の時点で

3回出産と、6回の引っ越し、

子どもだって産んで終わりではなく、子育てのドタバタももれなく3人分、

そりゃあストレスマグニチュードは半端ないよね。

 

でもね、

それ以上に自分に原因があると気付きました。

 

うつエピソードの中で詳しく話していますが、

私が大きく調子を崩した時期は2回ありました。

 

2011年夏頃(働いていなくて育児に忙しかった頃)と、

2019年末(正社員で働いていた頃)です。


今日は、その中で自分で気づいた原因を3つ挙げたいと思います。

 

原因分析1・理想が高いこと

理想が高いのは悪いことじゃないと思います。

でも、それに向かって努力することは素晴らしいことと思い込んで、自分で自分の首を絞めていたのも自分でした。

 

理想が高いのは良いことだけど、「理想」と「目標」は別のものであるという自覚が足りなかったと思いました。

 

わかりやすく、具体例を出すとすれば・・・

年間100万円貯金する!みたいな目標(と本人は思っているもの)を掲げたとします。

 

年100万貯金するには、12ヶ月で割ったら単純に月8.3万円貯金しないと到達しませんよね。

しかし、毎月5万円しぼり出すのが精いっぱいで、なんならマイナスになってしまう月もある・・・としたら

絶対に年間100万円は達成できませんよね?(ボーナスは期待できないものとして)

 

それなのに、

年間100万に達成しないとダメ、できなかったら自分はダメ人間

みたいに思い込んで、年末近くになったら食べるものを削って、暖房代も削って・・・

 

何のために・・・?

 

この場合、「年間100万円貯金」は、実は「理想」で

現実的な目標は「月5万円の貯金を継続する」ことだと思われます。

その5万円が苦しいなら、まずは月3万円を継続できるようにしてみる、とか。

 

もちろん「理想」が現実になれたらいいなぁ、という気持ちは持ちつつも、

それを目指すにはハードル高すぎではないだろうか?

疑ってみて、

まずは、もう少し小さな段階での「目標」を達成できるように考えてみよう

 

こんなカンジに。

 

目標(と本人は思っているもの)に向かって、努力することは良いことですが、

あまりにそれに囚われてしまって、

達成できないから自分はダメな人間だ、とか

 

結果的に健康を害するようでは

それは目標とは言えません。

 

その「目標と本人は思っているもの」が、適切なのかどうかも検討する必要がありますよね。

 

この例で言えば、

そもそも何で1年で100万貯金したいの?何故?どうして?どうしても100万じゃないとダメなの?

って疑うところから

 

理想を目指すけれども、達成できなくても自分を責めずに、

達成できることを積み重ねていくことで、いずれ理想に近づくだろう

 

と、今となっては思います。

 

 

原因分析2・やることのデメリット

何かを選択するときに、人間は

「やるメリット」

「やらないメリット」

「やらないデメリット」

を検討する人が多いと思われます。

 

これもまた、日常的な具体例を挙げると

新しい便利グッズを買うかどうかで迷っていたとして・・・

 

それを買うメリットは、生活が便利になるだの時短になるだの、きっといくらでも理由は思いつく。

買わないメリットはお金が無駄にならずに済む、

買わないデメリットは生活が便利にならずに、時間が無駄になる、

 

と考えて、

 

買わないメリット=費用を「ここから捻出しよう」など解決策や妥協策が模索できたら

よし買おう!となると思われます。

 

しかし、ここで「買うデメリット」については出てきていませんよね?

買うデメリットももちろんあります。

 

生活が便利になるはずの便利グッズを買ったはずが

実は大きくて邪魔だったとか、

電気代がめちゃくちゃかかるものだったとか、

後から「こんなはずじゃなかった」現象 ありますよね?

 

なので、

私のしくじりは、2019年夏の部署異動の話があった時

その話を受けるデメリットをもっとよく考えてから受ければ良かったなと思いました。

 

受けるメリットは、新しいことができる、責任感のある仕事をやれる充実感、達成感、挑戦的などなど。

 

受けないメリットは、安定した仕事ができること、よく知った仕事ができること、人間関係も良かったこと、

 

受けないデメリットは、このまま成長しないのでは?偉くもなれない、じゃあ給料も上がらない?

 

なんだかそう考えてしまうと、

この話は受けたほうがいいじゃん!ってなってしまいますよね。

新しいこと=良いことと、信じ込んでしまうのです。これ危険!

 

しかし、受けるデメリットも、もちろんあって

仕事内容が違うものになってしまうので、私に合わないのでは?

それに一緒に働く人も(知ってる人だけど)違うメンバーになってしまうので、人間関係でうまくいかないこともあるのでは?

 

新しいことでも、前より悪くなってしまうこともあり得ます。

 

結果的に、異動を受けることになったとしても、

はじめから、この話を受けるデメリットを考えて、こんな風になるかもしれない

と予想しておけば、

また違った結果になったのではないか?と思いました。

 

原因分析3・自分に厳しく、相手に親切

これは一見、ストイックさを持ち、相手には親切丁寧に接する、いい人のように見えます。

 

・・・が、

自分の力加減をわかっていなくて

子育てや転勤で、無茶が当たり前になっていたので、全力=300%くらいが普通になっていました。

 

つらい時に、まず自分で「ああ今の状況、つらいね」と自覚できなかったし、

できたとしても、ヘルプを出すことができませんでした。

いつ誰に言えばいいのかわからなかったり、言ってもいいものなのかわからなかったです。

 

だって、

「子育てが大変」と言ってしまったら、

 

「じゃあ産まなきゃ良かったんじゃないの?」

ってなってしまったりしないか?

なんでそこまで極端?って冷静に思いつつも、視野狭窄に陥ってるとありがちですよね。

 

特に旦那が転職してからは、常に「稼がなきゃ」って思っているから

自分の本音は出せずに、自分のことを考えたり労ったりする余裕もなく、自分の気持ちに蓋をしていました。

 

愚痴ってもよい、

解決を求めていなくても、外に出すことで気持ちがラクになることもあります。

 

人に相談といっても、

その相手は解決してくれないしな~・・・と思って、相談もせずにいた。

 

実際のところ、

人に相談している間に要点が整理できて、解決するのは自分ひとりでできた

なんてこともあるしね。(そういうことがほとんどじゃないかな)

 

マイナスな感情を出してはいけない、とも思っていました。

 

まぁ常にマイナスオーラ出してくるのは迷惑な人ですけど、

一切出さずになんて無理です。

 

人間なんだから、泣いてもいいし、愚痴ってもいい、我慢しなくてもいい、

 

これらまとめると、

 

自分のことを許してあげていいんじゃないかな?

って思えてくる。

 

ことあるごとに、

自分はよく頑張った、と褒めてあげる、労ってあげる、甘やかしてあげる

そういうところが、自分には足りなかったと思いました。

 

なので、

これはストレスサインかな?と思うものが出てくることも、よくありますが、

 

そういう時は、まず自分に優しくする、自分を甘やかすくらいがちょうどよい

と思っています。

 

さすがに

突然仕事を休むには、代わりを探してなんやのかんやの~って大変なので、

そんな時は、家事をお休みして、お金で解決するのが手っ取り早いです。

 

というわけで自分なりの原因分析でした。

他にも挙げたらまだまだあるのですが、今日は大きなポイントを3つまでにします。

 

うつの正体

私にとって「うつ」

はじめは敵だと思っていました。


だから消したい過去でした。


けれども、

「うつ」を憎たらしいとか言って、悪い者にしていたのは自分だったと気づきました。

 


「うつ」は誰の心の中にも住んでいて、普段はおとなしくしているから

自覚がない人もいるのだろう。

 

私はうつうつとした気持ちやストレスサインとかそういうのをひっくるめてドンヨリーヌという名前つけました。

名前をつけると、ちょっと可愛がれそうな気がしません??

 

ドンヨリーヌは、例えて言うなら、うるさくて機嫌の悪い彼女みたいな存在。

 

いつも何かごちゃごちゃと言っているけど、

こちらも忙しくて軽くあしらおうとすると

 

「私の話、聞いてるの!?」と怒り出すような彼女。

 

「仕事と私、どっちが大切なのよ!?」と言ってくるような彼女。

 

 

ドンヨリーヌは、おとなしくしている時もあるけど、

忙しい時に限って登場しては、悪さ(心身症状)をしてくる。

なんて性格の悪い女なんだ(笑)

 

でも、

ここで自分がドンヨリーヌを悪く言えば、向こうはもっと攻撃してくる。

 

「お前、黙れよ。引っ込んでろよ」

となんて言ってしまえば

その行為はますますエスカレートする。

まさに男女の喧嘩的な(笑)

 

しかし、本当にそれは嫌がらせなのだろうか?

 

仕事が忙しく、寝ても疲れがとれないけど、今日も仕事に行かなくちゃ

って朝に

「ちょっと忙しすぎじゃないの!?」

 

「そんなこと言われても仕事休めないんだから仕方ないじゃないか、邪魔しないでくれよ!お前さえいなければ、もっとうまく生活が回るのに・・・」

 

「なによぉー!せっかく心配して言ってあげてるのにぃー!?」

 

こんな男女の会話、思い浮かびませんか?

それは私の妄想か?(笑)

 

 

ドンヨリーヌは嫌がらせのような行為を通して

私に何か言いたかった、伝えたかったが

言葉を話せないために嫌がらせのような表現になってしまったんだろう。

 

きっと悪い子ではないんだろう、優しくしたら優しく返ってくるのかな、って思う。

 

とりあえず、私は

ドンヨリーヌが出てきたなと思ったら

 

「うん、そうだね。ご忠告ありがとう」

という気持ちで接したいと思いました。

 

仕事に行きたくないと思ったら・・・5選

仕事に行きたくないって思うことは誰にでもありますよね。

 

もう、月曜日とか、連休明けとか、

あとは個々人によって今から忙しくなるタイミングとか。

 

皆さん本当にお疲れ様です。

 

今日は、

・・・そんな時、どうするか?

ってお話。

 


意外とね、

「仕事 行きたくない」とか検索すると

いろんな対処が出てくるので検索しまくって

自分に合うものを探してみるのもいいと思います。

 

きっと、ここにたどり着いてくれた人もそうだと信じたい(笑)

 

なので、

私はこんな風に考えてたよ~ということを5つほど紹介したいと思います。

 

 

1、とりあえず自分を責めない

仕事行きたくないと思ったとしても、

「そんなわけにはいかないじゃないか!」といったことを自分で言ったり、思ったりしないようにしています。

 

そんなことは大人としてわかってる!

 

それでも、行きたくないと思うこともあるし!

 

なのに自分で自分を責めてしまったら、そりゃ病みますわな。

 

「うんうん、そうだよね~」「行きたくないよね」

と自分で自分に言ってあげるのが

一番手っ取り早い方法です。

 

軽症の場合は、これだけで

「まぁ仕方ない、行くか」って思える不思議。

 

 

 

2、終わったあとのご褒美を用意する

そんな高額なものはいちいち用意できないですが、

アイス1個とかでいいんです。

せいぜい100円やそこらのでいいんです。

 

よく頑張ったね

と自分をモノで労ってあげるのも、手っ取り早い方法です。

 

私は主婦なので、

家の中の便利グッズなんかがどんどん増えていくのは、うん、気のせいね(笑)

 

 

3、無事に過ごせばいい

頑張ろうね!!

とか自分に喝を入れ続けてしまうと、いつか折れてしまいます。

 

でもね、

自分がそこまで頑張っても、頑張らなくても、1日は1日。

 

朝、太陽がのぼって、夕方に日が暮れていく。

 

逃げ出して罪悪感を抱いたとしても、1日は1日。

 

だとしたら、無駄に頑張ることは辞めて、

今日1日が無事に過ごせれば大成功じゃない?

 

難しくしていたのは実は自分自身だったりして。

 

頑張らなくていい

無事に過ごせばいい

 

それじゃあ成長できないじゃないか、って?

 

大人の成長って、1日で感じられるものじゃないと思うよ。

 

だから

たとえ今日が昨日よりダメだったな、と思っても

それで普通だよ。

1年とか、5年や10年で振り返ってみたら、いいと思う。

 

 

4、暇つぶし程度に(仕事場の)様子を見に行ってやる

これは、Twitterで見つけたとあるつぶやき。

 

主さんは本屋で働いている人のようだけど

 

「労働だと思うからしんどい。自分のことは本屋に本の売れ行きを見に行く無職だと思うことにしている」

というツイを見かけて、

もう激しく同意してしまった。

 

そうだよ。

 

労働だと思うから、いけない。

 

個々人によって仕事内容は様々だと思うけど、

 

暇つぶし程度に様子を見に行ってやる

 

くらいの気持ちを持てるといいよね。

 

 

5、給料引き換え券

なぜ働くのか?

 

そりゃお金欲しいからだよね。

 

となれば、やりがいとか、自分らしさだとか、やりたくてやっているか、とかは全部置いといて

この行動は給料もらうためのことなのだ!

と思うことにしています。

 

結局、そこだよね。

 

何故行きたくないのか、とかを考えてしまうとキリがないので

これもある意味「お金で解決」(笑)

 

リワークプログラムって何? 半年間利用した結果

うつ病で2019年12月~2020年11月まで約1年休職しました。

これが1回目の休職でした。


その前にも間にも通院はしていましたが、
今年は例のウィルスの影響で、学校が休校になったり~
先が見えなかったり~で、
すごく疲れました。

それでも、一度は職場復職して1年以上働くことができたのは
「リワークプログラム」を利用したからなのかもしれません。


当時、うつ歴9年にして初めて聞いた言葉。

それについて解説したいと思います。

 


リワークって何?
リワークとは、return to workの略語です。
気分障害などの精神疾患を原因として休職している労働者に対し、職場復帰に向けたリハビリテーション(リワーク)を実施する機関で行われているプログラムです。
復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムともいいます。

www.utsu-rework.org

 


医療機関で実施(医療リワーク)
●地域障害者職業センター(職リハリワーク)
●企業内で実施(職場リワーク)
この3種類があり、
私が利用したのは「医療リワーク」です。

医療機関(クリニック)で実施し、健康保険が使えて
最大の目的は「再発予防」です。

 

※この先は医療機関によって差はあると思いますので
あくまでも私が利用したところは・・・とお考え下さいね。


・どうやって利用するの?
まずはリワーク施設に見学の申し込みをし、日程の調節をしたら見学に行きました。
実際に足を運ぶことで、通うことになったら通える距離か?←これ大事
雰囲気はどうか?
などを確かめる感じです。

私の場合、うつの原因は職場にはなく家庭にあるよな、とわかっていたので
それでもよいか?と尋ねたら
「原因と課題は違うものである、課題として自分が復職したいのであればそれはリワークになる」
といった回答をもらえたので通うことにしました。


その後、主治医に紹介状を書いてもらいます。
スムーズにするために、見学に行く前から「リワークに通いたいと思っている」と話しておいたので、電話連絡だけで紹介状はもらえました。
(そもそも主治医からリワークプログラムの話が出たわけだし)
こちらは健康保険250点。

リワーク施設のドクターと会って(初診扱い)
参加OKとの診断(?)をもらったら、次の日から参加できます。
診断って言うけど、実際に会ったのは3分くらいで、しかもソーシャルディスタンスで何を言ってるかよく聞こえないままでした(笑)
料金は2,300円でした。

主治医を変更しなくても良いという施設だったので、
診察はいつもの主治医、リワークはリワーク と別々のクリニックになりました。


・いくらするの?
リワークは健康保険が使えて、「精神科デイケア」になります。
具体的には
再診料 74点
精神科デイケア 640点(小規模なもの、早期加算)
合計710点
でした。

・・・さっきから、点と言ったり円と言ったりどっちやねん!!って思ったよね?

実は、これらには自立支援医療(精神通院医療)が使えるため、これを使うと医療費の個人負担が1割になるため

健康保険だけだったら、3割負担で2,130円
健康保険+自立支援で710円
しかも所得制限により、1ヶ月の自己負担上限額があり
私は月5,000円が上限だったで、月8回以上行ったら、その先は自己負担がありませんでした。

 

リワーク施設は「デイケア施設」なので、すでに自立支援を持っている人ならば自治体の窓口に医療証を持っていき
デイケア施設を追加してほしい」と言えば、その場で手続きしてサラサラっと手書きで追記してもらえます。

リワーク施設の医師と会った時だけ、それはデイケアの利用ではないので3割負担でした。

 

・誰が参加できるの?
うつ病などメンタル疾患で休職中の人。
ただし、会社うんぬんというのは必要なく、あくまでも主治医が紹介状を出してもらえれば
あとは自己申告という感じでした。
正社員、パート、アルバイト、公務員、自営業 その辺は問わない形です。

なお、すでに退職してしまったけど「社会」に復帰を目指している
という方は何人かいらっしゃいました。
今は休職しているが転職するかもしれない、という人も
会社を辞めたらリワークも辞めなきゃ、ではなくて
「社会への復帰」を目指しているのならば、同じ会社ではなくても・・・という感じでした。


・どこでできるの?
リワークプログラムをやっている医療機関・・・ですが
私はここで探しました
 ↓

www.utsu-rework.org



 

・何をするの?
詳しくは日本うつ病リワーク協会のホームページや、各クリニック・病院のホームページなどを見ていただいたほうがわかると思いますが、

ざっくりと午前中は講義か作業系、午後は運動系となっていて

午前には認知行動療法とかアサーションとか
ストレスマネジメントや病識の理解と管理
うつエピソードの振り返り
ソーシャルスキルレーニン
書道やコラージュなどの作品を作る系の作業

午後は、
ウォーキングと卓球、とか
ヨガとマインドフルネスとか、みたいに2つを組み合わせる感じで
結構汗ダラダラになって、血行がよくなった気がしました。
卓球が大好きになりました(笑)

あ、ちなみに毎朝、ラジオ体操第一・第二から始まります。
ラジオ体操も地味に血液の流れがよくなりますね。

朝は10時から、夕方4時までの週4日でした。

 

・何ヶ月かかるの?
私の場合「最低4ヶ月、平均6~8ヶ月」と最初に言われました。

何故なら、症状が治まったから仕事復帰しました・・・だとほぼ確実に再発しますよね。
「働けるようになってから復帰して、再発させない」
そこまでを考えたプログラムになっているので
休職期間は6ヶ月以上くらい残っている状態で通うことをオススメします。
3ヶ月で来なくなる人もいましたが、相当焦って詰め込まないとってなったり
あの人、再休職しそうだよな、って人もいました。。。

 

・受講して何が変わった?
自分に自信がつきました。

「うつヌケ」の作者、田中圭一さんも
「自分のことが嫌いになったからうつになった。自分のことを好きになったらうつをぬけた」
と言っていましたが、

リワークに通う前は
「何、言っちゃってんの?そんなんでうつぬけるんなら苦労しねえよ」
って思ってたよ。

受講後は、その意味がわかりましたね。

自分を嫌いに、というのは
「どうせ自分はダメだ」「どうせまた失敗する」「どうせどうせ」
って自分にレッテル貼ってしまうことありませんか?

その反面、自分を好きになるというのは
「そんな自分でもいいじゃない」
って自分を許してあげることだと私は思う。


なので、私は「いいのいいの」が口癖になりました(笑)

「できなくたって死ぬわけじゃないし~」とまで言っていたよ。


今まではささいなことで自分を責めていた気がします、
例えば、目の前で信号が赤に変わってしまった、とか。
それごときに「あーもう今日は最悪!ついてない!!」などとマイナスオーラ出しまくっていたけど

信号が赤に変わった、だから何???

家に着くのが少し遅くなるよね。でもだから何?それで何があるの?絶望的にダメな何かになるの???

そう考えると、たいていのことは
「なーんだ、たいしたことないじゃん」
と思えてきたのです。

 

・復職後…
とはいえ、私の場合「一生懸命になりすぎる、よりよくありたい、よりよく見せたい」てなってしまうのがパターンで、

でもそれってさ
自分のためだけじゃなくて、会社のためになったり、世のため人のためになったりすることなんだよね。
だから「わざと不真面目に仕事する」(?)なんてことはできるわけもなく
やるからには真剣に、最適に、最速に、最良になどと思ってしまうので

そういう意味では、フルタイムからパートになって
「時間で区切る」というのは良かったと思うわ。

個人情報の問題からも仕事は家に持ち帰れないし
自分でも仕事の資料ですら持ち帰らないので、
退勤したらすべて忘れる勢いで!
(そのためには、次に出勤したら必ず思い出せるような工夫が必要)


家に帰ったら家事育児が待っているわけですが
この辺も工夫して
ONとOFFの切り替えを意識していました。

うつと仕事

うつを発症したのが2011年。

すでに5年経過して2016年に転勤族をやめて、地元の県に引っ越しました。

 

通院はずっとしていました、薬も増減はあってもゼロになったことはありませんでした。

うつ病って治ることはないんじゃないか?って思ったよ。

 

 

でもね、前ほど完璧にやらなきゃやらなきゃ!って力むことはなく、

授業参観をドタキャンしたりする図々しさを持つことができました。

 

だって、授業参観に行かないからといって、学校に協力しませんっていうことではなく、

自分ひとりが行く行かないって、全体にはあまり関係ないことだよね。

 

このあとは転勤もないことだし、

私も手に職をつけようと思っていて、

いろいろ考えたりしました。

 

新学期始まってすぐは、もう夏休みがすぐなので

じゃあ夏休み明けから仕事を探そうと。

 

なんだかんだで、専業主婦時代と比べると子どもから目を離さなくちゃならないわけですから

いろんな意味で難しかった。

何しろ、まわりが(旦那も子どもも)私がなんでもやるので普通と思っているから。

 

2016年9月から工場の社員食堂で働くことになりました。

結局、飲食業なのはやっぱり時間がちょうどいいから。

子どもが学校に行ってる間になるし、放課後には帰れるし。年末年始やお盆などの長期休暇は休みだし。

 

ファミレスの厨房はせいぜい3人だったけど、

今度のところは一緒に働く人が多いので、合わない人がいてもそんなに気にならないのでは?って思った。

 

 

それに一緒に働く先輩勢は

「子供が中1?うちの孫と同じだわ」

「37歳?娘より若いじゃないの!」

昭和のお母さんたちって感じ。(全員女性です)

 

仕事がとても忙しい日もあるけど、必ず終わるから!

 

お客さんも、昼休み終わっちゃうと帰るからし

終わりのない、子育てエンドレスより 全然いい!←日本語正しくない

 

そしてお給料ももらえる!なんと素晴らしい!

良かった点としては、週5なので生活リズムが作りやすかったこと、主婦の経験が生かせること、お客さんは優しかったこと。

 

しかし雲行きが怪しくなってきたのは家庭内のほう。

旦那は転職してからイライラすることが増えて、

そりゃあそれもわからないでもないけど、

だからって家庭で当たり散らすのもどうかと思う。

 

少なくとも親なんだから、節度を持ってほしいものだわ。

 

そして、職場のほうもデメリットが少し遅れて目立ってくる。

 

昭和的な雰囲気で、たとえて言うなら昭和時代の中学みたいに

先輩を立てないといけないだの、

先輩より先にトイレに行ってはいけないとか、

学校行事で休んだり早退したりする日は賄賂が必要とか、

飲み会に行かないとハブられるとか、

オイオイ、今は平成後期ですけど?って感じ。

 

極め付けはエイジハラスメント(エイジ=年齢)

 

力仕事は若い人がしなさい、年寄りにこんなことさせるの?!

 

うーん・・・それって多少はわかるけど、

若手の仕事が半端なく多くて、マジで不公平。

 

なのに「みんなやってきたことだから」って

まさに古き悪しき伝統やん!

苦労自慢大会かい!

簡略化できるものはして、経費節減、自分より後には気持ちよく働いて欲しいと思いますけどね?

 

年寄りにこんなことさせるの?って

週に何回も言われて心が折れた。

 

中学なら3年間で卒業するからまだマシ。

ベテラン勢は、10年20年と働いているし。

 

そういう人は子どもなんてとっくに独立してるから

働く目的は「暇つぶし」

 

社員食堂ともなれば、不況知らずというか、営業戦略とか努力とか、そんなことを(ほとんど)考えなくていいのです。

そりゃ辞めないよね(笑)

 

 

「何がわからないのか、わからない」このセリフ何度思ったことか。

 

なのに、「ちゃんとやって」「ちゃんとして」って怒られてばっかり。

 

あのね、価値観違うから、ちゃんとした状態がよくわからない上に

ふざけて仕事したことは一度もない。

 

歯を食いしばって、無口になるのが精一杯。

 

くじけるな 傷ついている 暇はない

なーんて一句を読んだりしたさ(笑)

 

仕事だから とりあえずがんばりましょう♪

この曲も大好き(笑)

 

なんとかポジティブ変換しようとしてみたりして、1年4ヶ月が経過しました。

 

2018年1月。

関東に大雪が降りました。

 

キャ~雪かきしなきゃな~なんて言いつつも、やっぱり雪が降るとはしゃいだ気持ちが出るね。

子どもと一緒になって雪だるま作ったり、オラフ作ったり~なんて楽しんでいたら

 

その日の夜から、全身に痛みが出るようになった。

あまりに突然で、最初はインフルエンザを発症したのかと思いました。

しかし熱はなくて、いろいろ工夫してみたんだけど一向に治まらず

関節リウマチじゃないかと思ったくらいですが、内科で検査するも異常がなく

整形外科で「線維筋痛症だろう」と診断されました。

 

特に腕に激しい痛みが出て、重いものを持つこともできず、ペットボトルの蓋も開かず。

 

このとき、パートでありながら雇用保険に入っていたのも幸いして

パートは辞めて、失業給付をもらいながら

力仕事でない仕事に転職しようと思いました。

 

この大雪の日に症状が出てきたのは、

きっと今まで自分でスルーしていたストレスが、実はもう限界でした、と出てきた瞬間だったんだろうなと思いました。

 

そうはいっても、事務職の就職も厳しい。

何しろ私は高卒なので、学歴ではじかれるものが結構あった。

それに事務職の経験はない。

これまで節約主婦として、お金の管理だ、ワードだエクセルだ、といろいろやってきても

しょせんは自己流。そしてうつ病持ち。

とりあえず、資格も持っていたし、前からやってみたかった医療事務職に絞って、仕事を探しました。

 

ゴールデンウィーク明けの頃になって、ようやく短期派遣が決まりました。

オー人事の会社です。

 

紹介予定派遣ではなかったけれども、

結果的にそれがご縁となって、なんだかんだとありましたが正社員で就職することになりました。

ちょっと引き抜きに近い感じだった(笑)

 

私、持病がありますけど って言ったのですが

コントロールできているのであれば問題ないと言われました。

 

この時の仕事は、わかりやすく言うとオープニングスタッフのような状態で

そこのお局は、いなくて、他のメンバーと作り上げていくという感じになって居心地は良かったです。

 

じゃあ体調は良かったのかというと、

ちょうどこの頃、長男が中3・受験生の母でして、それはそれで大変ではあったけど、

 

家庭や育児にのめり込みすぎないために仕事があって良かったと本当に思いました。

 

それに働いた分の給料は出るというのが嬉しいね。

家事も育児も役員も自治会も、全部無報酬ですから。

常勤だと年末年始とかあっても給料減らないのも嬉しいね(時給制だと減るよね)

 

なんとか受験戦争も終わり、高校生の母にもなった、

ということはつまり、小中高のトリプルの母でもあることを意味しており

「充実している」と「多忙」のどちらでもあるような日々を過ごしていました。

 

この仕事を始めて通算で1年3ヶ月ほど経った頃、

別の部署の社員が、旦那の転勤で引っ越すというので辞めることになり、私に異動の打診がありました。

 

今まであれだけ激しい転勤族が普通だったので、同じことばかりでは飽きてきていた気持ちもあったし、

できることを増やしたかったし、新しいことをやってみたかったので

そのお話を受けることにしました。

(しかし、そのデメリットは深く考えていませんでした)

 

いざ新しい仕事の担当になると、

前よりも責任のある仕事なので、光栄ではあるものの、

私って人と会話したり、挨拶したりするのが好きな性格なので、

前の仕事は1日50回くらい挨拶~会話しながら対応、みたいなことをやっていたのに

新しい仕事はひとり黙ってハンコを押すような仕事。

 

あれ? こんなはずでは?

 

たまに電話対応、窓口対応があったりしても、(立場が上になるとあるあるで)クレーム処理のようなことの担当状態!?

そりゃあ、たまーに感謝されたりすることもあったけど、本当にたまーにになってしまった。

 

そして

一緒に働く上司。

うん。ご想像の通り(笑)

 

お局というと違うかもしれないけど、

まぁ私よりも年上の女性で、この業界の経験は長い方で

機嫌の良し悪しが激しい人で、自分に理解のできないことは非常識!って思う人。

 

もう1人は定年間近だったので、後継者に私を欲しがってくれて、

それはそれで光栄だったけど、出世欲や焦りにもつながってしまった。

 

そして運命の日。

仕事から帰宅途中に駅の階段を踏み外して転落し、足を剥離骨折してしまった。

 

松葉杖生活になり、仕事はお休みすることになったが(通勤災害)

まもなくの季節、仕事が忙しくなる時期で、1年の一大イベントといってもいいくらいのことを控えている時期だった。

 

元部署のほうからも、去年を知ってる人物として応援に来てほしいと言われており、

私がやらなくちゃ!(よせばいいのに・・・)

 

仕事は何やってる?

事務です

じゃあできるんじゃないの?

整形外科の医者はこんな感じだった。

 

でもさ、よくよく考えたら、

まずは通勤が電車ですよ?満員電車を松葉杖って無理じゃない?

足を踏まないで下さい、って無理じゃない?

 

それに仕事中だって、パソコン前に座るだけで完結するわけもなく、

事務仕事のみでもプリンターやコピー機へ行ったり、

ハンコのある場所まで取りに行ったりしなきゃならない。

両手は松葉杖でふさがっているのに?

 

お昼は休憩室まで移動しなければならないし、

そもそも事務服で仕事するわけだが、両手松葉杖でどうやってスカートに着替えるの???

 

なのでね、

もしも、この状況をやり直せるのなら、

 

松葉杖2本のうちはやめておけ!!って思う。

せめて杖1本になっていれば、片手が空くから仕事になるけど

両手杖のうちは休んどけ!って思いました。

(どうせ労災で休業補償出るし)

 

なのに私はようやく固定が外れた頃に復帰してしまい、

人から「大丈夫?」と連呼されるのが辛く感じるようになってしまいました。

(会社が行きのみタクシー代を出してくれました。でもそれが負い目に感じてしまいました。)

 

でもさ、休んでいた人が松葉杖で復帰したら「大丈夫?」って言うよね。

それで普通だよね・・・

 

「大丈夫?」って言われても

 

「あなたに言って何になる!?」とか頭に浮かんできてしまって、

いやいや、この人は心配して言ってくれてるのに

なんて冷たいこと考えてるんだろう、

と、どんどん自分を責めるようになってしまった。

 

そして極め付けはお局さん。(面倒なのでお局さんと呼びます)

 

私が復帰して1ヶ月くらいの頃、

このお局さんは仕事を選びやがりまして、自分がイヤなものの担当になりそうになったら

ズル休みまでして、熱があることにしといて~

って。

 

もちろん不満に思ったけど、何も言えません。

自分だってケガでさんざん休みましたし、

先輩に対して余計なことを言ってしまうと自分の立場が危うくなることもわかってたからね。

 

この頃から耳がよく聞こえすぎたり、電話対応が辛くなったり、朝が起きられないなどの症状が出てきました。

 

しばらくして、今度は仕事中に動悸が激しくなって1~2時間治まらなくなる、

今、何をしようとしていたのか思い出せなくなることが多発し、今までしなかったようなミスが急増する(何故ミスをしたのか自分でもわからない)

家事ができなくなり、今までどうやって家事と仕事を両立していたんのかわからなくなる、

などの症状が出てきました。

(もうすでにヤバイですね)

 

朝、電車に乗って出勤しようとすると、

あと1駅で職場に着くというところで、突然動悸やめまいが始まったり。

 

ついには家から出られなくなり、仕事に行けなくなりました。

 

この時点で休職していれば、まだマシだったかもしれませんが、

3日休んだら気力を振り絞って出勤してしまいました。(やめとけー)

 

上司2人と面談して、できることをやれば良い、できないことは今はやらなくて良い、との言葉をいただきましたが

(この上司はメンタル疾患に理解があったんだなと思います)

 

その2人が休憩に行っている最中にお局さんが

「なんなの?あなた。

仕事来たり来なかったり。

私は何も聞いてないんだけど?

だいたい仕事選ぶなんて社会人としてどうなのよ?」

 

って言われました。

 

確かに後から思えば、お局さんに対して気配りがなかったなとは思いますが、

そんな精神状態の時にそんなことができるはずもなく、

本当にトドメを刺されたと感じました。

 

悔しい、怒り、ショック

その日はどうやって家に帰ったか覚えていなくて、アイキャンフライしなくて良かったです。

 

次の日から休職。2019年12月のことでした。

 

実はこのとき、精神科の主治医が、自身の入院を控えていて、

動悸が出始めた頃からかなり体調が怪しいと思っていたんだけど、

適当に済まされていた感が否めない状態で、

結局、休職の診断書は代診の先生に書いてもらったんです。

 

期間は主治医が戻るまでにされたので最初は1ヶ月だったけど

当然1ヶ月やそこらで治るはずもなく。さらに3ヶ月延長の診断書をもらいました。

 

休職してすぐの頃は

「もう仕事行かなくていいんだ」という、アドレナリン出てる感?で頑張れたんだけど(これ以上頑張るな!)

1ヶ月経つ頃には、さらに体調が悪くなって電車にはまったく乗れないし、駅にも近づけない、

なのに通勤定期を解約しなきゃならなくて、真冬だというのに汗だくになりながら済ませたりしました。

 

動悸が激しくて電車に乗れないのはパニック障害でしょう、とのことで

抗うつ薬セルトラリン)も主治医が戻った頃から飲み始めました。

効果出る前に副作用が出るというお決まりのパターンも体験しました。

 

2週間ごとに増量していき、

ようやく少し効き目を感じるようになったのが2020年2月末。

 

・・・うん、

新型コロナウィルス拡大防止のため、全国の小学校中学校高校が一斉に臨時休校します、って発言があった、あの頃です。

 

仕事を休んでいて良かったとも思いましたが、

裏を返せば、病気で休職しているのに、子どもたちは毎日家にいるという明けない春休みがきたかのように、

負担が増えました。

 

当然、気が休まるわけがありません。

 

経済的には4月くらいに復帰したいと思っていましたが、無理ですね。

4月には緊急事態宣言も出て、さらに自粛自粛って、

私は震災の頃を思い出さずにはいられなかった。

 

さらに診断書は延長になり、4月の時点で支店から「次はないと思え」と言われました。

朝から2時間ウォーキングなんてしてみたけど、1週間しか続きませんでした。

 

その次は電車リハビリを兼ねて、

(ちょうどゴールデンウィークに入ったので)祝日のすいてる電車に乗る訓練をしてみました。

職場だったところまで行って帰ることもしたけど、

帰りのホームの下り階段が・・・・フラッシュバックしてしまい、

電車リハビリは2日しかできなかった。

 

その前後、

主治医に「会社から次はないと思えと言われた」と話すと

 

いつまで休むことができるのか?権利を確認しなさい、

退職しなければリワークプログラムが利用できるのに

と言われました。

 

リワークプログラムって何ですか?

 

それが私とリワークの出会いだった。

 

ゴールデンウィークが明けて、

会社は

「休職は12ヶ月まで可能」だったということが判明。

 

えー次はないって何だったの?

(こういうことがあるから、言った言わないじゃなくてできるだけ就業規則なりキチンとしたものを確認しようね)

 

そして1番近いリワーク施設に問い合わせしたら

緊急事態宣言が出ている間は、新規の受け入れは停止中とのこと、

宣言が明けても何人か待機している人がいるとのことでした。

 

コロナうつになってる人も多そうだよねって思った。

 

2つ目に近い(といっても電車30分くらい)リワーク施設に問い合わせしてみたら

新規停止していないとのことで見学に行き、紹介状、初診、参加決定、自立支援追記、診断書再提出と

トントン拍子に進んでいきました。

 


次回からは、話はちょっと変わって

ここまでをもとに

リワークで学んだことや良かったこと、悪かったこと

そして2回目の休職から今に至るまでを

少しずつ書いていきたいと思います。